家族で抱え込まず、家族の会に相談しましょう(東京)

8月24日(土)亀戸文化センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 東京が開催されました。

はじめに、当会メンバーの原さんより体験談をお話いただき、ギャンブル依存症当事者を回復の道につなげるには、家族の対応が非常に重要だと改めて学ぶことができました。
私は、6か月前に夫(当時)のギャンブルの問題で当会に参加しました。参加する前は、生活費を工面したり、ギャンブルをやめてくれと必死で泣きついたりと、毎日が不安でした。親にも友人にも相談できずにいたころ、同じ経験をしてきたメンバーから「早くつながってくれて良かった、頑張ったね」と、声をかけてもらい、心からほっとしたのを覚えています。その後も、家族の対応を1つ1つサポートしていただき、参加し続けて本当に良かったと思っています。

次に、(公社)ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の方々からも様々な体験を聞くことができました。ギャンブル依存症からの回復を続け、ギャンブルの問題で悩む当事者のために日々活動されているお話は、私たち家族の希望になっています。

ギャンブル依存症は、れっきとした脳の病気であり、当事者を回復の道につなげるためには、その時々の状況に合わせた家族の対応が鍵です。当会では、ギャンブルの問題に悩む家族への伴走支援を行っており、私自身もその支援に助けられた1人です。

いま現在ご家族のギャンブルの問題で悩んでいる方、ぜひ一歩踏み出して、家族の会にお越しください。

次回は、9月29日(日)葛飾シンフォニーヒルズ別館にて開催します。当事者会も同時開催です。

千葉県在住 中島