8月24日(土)、令和6年度厚生労働省依存症民間団体支援事業として、全国ギャンブル依存症家族の会徳島が、徳島県立総合福祉センターで開催されました。
まず、当会東京のメンバーである仲道さんの体験談を聞きました。始めは辛くてただ泣くだけだったが、自助グループや当会に続けて参加することで自分の気持ちを言葉にして吐き出すことができ、心が軽くなったと笑顔で話されている姿が印象的でした。私は会に参加し始めて4か月ほどですが、確かに会に足を運ぶたびに少しずつ胸のつかえが取れていると感じています。
また、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の水本さんからは、ご夫婦で家族の会と当事者会に参加し、それぞれが回復に向けて活動されているという体験談を聞きました。活動を通してお互いの理解が深まったと話され、私たち夫婦と重ね、希望の光を感じました。
私はこれまで何でも一人で問題を抱え、自分で解決することこそが美学だと思っていました。しかし、夫の問題で会に参加して、依存症について正しい知識や家族の対応を学び、日々起こる問題もメンバーの手厚い支えにより冷静に対処することができています。そして何よりもメンバーの共感があり、心の緊張を解く安心安全の場所であるということに救われています。
次回家族の会は、9月28日(土)13:30~15:30 徳島県立総合福祉センターで開催されます。当事者会も同時開催します。最初の一歩はとても勇気が必要なことかもしれませんが、それはこれからの人生において大きな一歩になると思います。悩みを抱えている方が一人でも多く参加し救われることを願っています。
徳島在住 西野