8月11日(日)葵生涯学習センター(アイセル21)に於いて、全国ギャンブル依存症家族の会静岡が開かれました。
初めに、全国ギャンブル依存症家族の会東京の加藤里衣子さんより、「問題解決の近道は家族が回復すること」と題した体験談を聞きました。今はギャンブル依存症当事者ととてもよい関係を築けている、と話す加藤さんの笑顔が心に残りました。
その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせを行いました。
それから、参加者それぞれの近況を聞いたり、困りごとの共有をしたりしました。メンバーから具体的なアドバイスをもらう中で、私が初めて当会に参加した日のことを思い出しました。
それまでは四六時中ギャンブル依存症当事者である息子のことを考え、自分を責める毎日でした。しかし、家族会に参加して困りごとを共有したことで、帰りには「自分一人じゃない。大丈夫。」と重い霧が晴れるような気持ちになりました。
そして今回も、当会メンバーの実体験に裏付けられたアドバイスをもらい、参加してよかった、これからも参加し続けたいと強く思いました。
一人で悩まず足を運んでみて下さい。きっと心が軽くなると思います。
静岡県在住 柴田