正しい知識と対応を学び、共に回復を(茨城)

9月1日(日)水戸市五軒市民センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会茨城と当事者の会が、同時開催されました。
最初に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部の大部さんの体験談をお聞きしました。ご自身がギャンブル問題に取り組めなかった時、家族が行動を変えていく姿を見せてくれたことが、自身の問題と向き合えるきっかけになったという話を聞き、とても感動しました。そして、当会とギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部が回復の道に繋がる大きな手助けになったと話されました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症を考える会代表田中紀子著「家族のためのギャンブル問題対応マニュアル」の読み合わせをしました。その後、初めての方や参加されて間もない方の困りごとや悩みを聞き、会のメンバーが、家族や自身の経験から解決策や対応策についてアドバイスをしました。

私は、3年前に会に参加しました。息子のギャンブル問題が発覚し、借金を肩代わりすればするほど借金を繰り返し、悪化しました。会でギャンブル依存症という病気であることを知り、同じような経験を持つたくさんのメンバーと出会うことができました。メンバーから、共感、具体的な対応策から希望と力をもらいました。そして、当事者がギャンブルから回復し続けるには、家族のギャンブル依存症に対する知識と対応が重要であること、会に参加し続けることの大切さを実感しました。
ギャンブル問題に悩んでいる家族の方、一歩踏み出し、当会に参加して下さい。
次回開催は10月12日、水戸市五軒市民センターです。ご参加お待ちしています。 

茨城県在住 飯塚