9/14(土)、霧島市の国分公民館にて全国ギャンブル依存症家族の会鹿児島と当事者の会が同時開催されました。
今回は新しい方4名と森口病院から関係者3名が参加されました。
最初に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部のメンバー池澤さんが体験談「仲間と見つけた本当の居場所」を話されました。当事者の方15名も一緒に傾聴したのですが、池澤さんをはじめ当事者の方々の年齢が息子に近く感慨深く思いました。
ギャンブルの問題があるのは34歳の息子ですが、まだ自助グループなどには参加していません。なんとかやっているようですが、もし苦しんでいるのなら早くこの仲間に入って欲しいと思いました。
体験談の後に自己紹介をしました。新しく来られた方々の困ってる事や悩みやその背景は様々ですが、長い間傷つき苦しんできて助けが必要な事だけは共通していると感じました。
私も初めて参加した時は、恥ずかしい気持ちと家族会に参加して事態が変わるの?知ってる人がいたらどうしよう。という不安な気持ちでいっぱいでした。
でも誰にも話せなかった事を聞いてもらっただけで毒が抜けたようなホッとした気持ちになりかなり心が軽くなりました。
その後、「ギャンブル依存症家族の心得!!やってはいけない当事者家族のリスト!!」の読み合わせをしました。
このリストを初めて見た時の衝撃は今でも忘れられません。
私が今まで良かれと思ってしてきたことが全て書いてあったからです。
私は何度も借金の肩代わりをし、金銭管理をし、手を尽くしたつもりでしたが事態は良くなるどころが悪くなるばかりで、それが間違っていたのだと学ぶ事が出来ました。
ギャンブル依存症者を支援に繋げるには家族の正しい知識と対応が必要です。そして家族も当事者に振り回されない生き方を見つけることが大切です。当会には様々な経験をし共感してくれるメンバーがたくさんいるので私は少しずつ元気になりました。
まずは不安な気持ちや心配事を一人で悩まずに気軽に話しに来ていただけたらと思います。
次回は10月12日(土)14:00~霧島市国分公民館にて開催されます。
宮崎県在住 佐々木