8月18日(日)富山県民会館にて「全国ギャンブル依存症家族の会富山」が初開催されました。 参加者は富山県内の方だけではなく、近隣の県や関東からいらっしゃった方もいました。
今回は、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーが妻の立場から体験談をお話くださいました。初めは当事者に対し説教や金銭管理を行ったり借金の尻拭いをしていたが何をしてもうまくいかず精神が崩壊しそうだったこと、そんな時、家族の会の存在を知り半信半疑のまま参加したところ、同じ問題で悩んでいるのは私1人ではないと感じ誰にも言えなかった事を言うことができた、様々な経験をしたメンバーから家族が取るべき対応を学ぶ事ができ、私が頼れる場所はここだと感じた、というお話が印象に残りました。
私も初めは怪しい団体ではないか?ここへ来て意味があるのか?という気持ちがあり不安を抱えながら参加しましたが、家族会のメンバーの方々があたたかく迎え入れてくれため通い続ける事ができています。
ギャンブル依存症はWHO(世界保健機関)で認められている病気で、完治はしないが回復はできるといわれています。当事者が回復するには、家族が病気を正しく理解し、当事者に巻き込まれない行動を続けていくことがとても大切です。まずは家族が元気になるために、一人で悩まず家族の会で辛い気持ちを打ち明けてみてください。同じ経験をした仲間がたくさんいます。ご参加を心よりお待ちしています。
富山県在住 中島