希望を胸に(当事者の会 徳島)

 9月28日(土)徳島県立総合福祉センターにて行われた「全国ギャンブル依存症当事者の会 徳島」のご報告です。

 参加人数は公社)ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部メンバーが6名、継続参加の方が11名、医療従事者の方が4名、合計21名でした。

 今回の当事者会は当事者支援部の江川が進行させていただきました。まず最初に自己紹介をしてから、ギャンブル依存症の説明と回復方法を私自身の体験を交えながらお話ししました。

 大きく頷きながら熱心にメモを取っている姿が見受けられ、私もお話しつつ一層熱がこもりました。その後は3つのグループに分けて、今の悩み事や質疑応答、意見交換などを行いそれぞれの経験や立場を通して分かち合いました。最後は当事者が家族の会の部屋に合流して、当事者支援部の池澤さんの体験談を聞きました。お話を聞いて、回復する素晴らしさや仲間との出会いや関わりが本当に大切であると感じた希望のメッセージでした。

 今回初参加の方々がいらっしゃいませんでしたが、大阪や岡山、香川といった近隣の県からの参加者が多くいらっしゃいました。近隣の県の仲間の力も借りながら、この徳島で今もなお苦しんでいるギャンブラーが参加し、回復のきっかけを掴み、自助グループが立ち上がり、回復の輪が広がっていく事を目指して、引き続き活動していけたらと思います。

 次回「全国ギャンブル依存症当事者の会 徳島」は、10月26日(土)に、徳島県立総合福祉センターにて開催されます。ギャンブルの問題で苦しんでいる当事者の方は是非参加してみてください。

当事者支援部 江川大悟