９月２１日（土）ぐんま男女共同参画センターにて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部 中江雅史さんより「家族と私の変化～再発の中で見えたこと～」のテーマで体験談を聞きました。
中江さんが回復に向かう過程をすべて正直に話す勇気と、自分の経験を今苦しんでいる人に伝えている姿に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、家族の行動や対応をお聞きし、当会や自助グループへ参加し続けることの大切さを強く感じました。
その後は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル依存症問題完全マニュアル」を読み合わせしました。
後半は、参加者全員でふたつのグループに分かれて、２回目３回目の方を中心に、今困っていることを共有し、メンバーから具体的なアドバイスと継続して当会や自助グループに参加し続ける事を提案されました。
私は、息子から２回目の借金の肩代わりを頼まれ、「私が何とかしなければ…、私が…私が…」と共依存の塊の状態で今年の２月に会へ参加しました。
メンバーのアドバイス通りに会や自助グループに通い続け、ギャンブル依存症という病気のことや家族の対応を学ぶことで、息子と私の境界線を引くことができました。
今は気持ちが楽になり、この先もし何か起こったとしても一人ではない、会のメンバーと一緒に対応していけるといった安心感が、私を元気にしてくれています。
家族のギャンブル問題で悩んでいる方、一人で抱え込まずに同じ経験をしてきたメンバーがいる当会に一度相談をしてみてください。
次回は、１０月１９日（土）１３：３０～１５：３０、群馬県社会福祉総合センターにて開催されます。
新潟県在住 田辺
