依存症は病気だという認識を持とう(愛知)

9月8日(日)刈谷産業振興センターで全国ギャンブル依存症家族の会愛知が開催されました。

はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方が「ギャンブル依存症の怖さと回復過程について」と題して話されました。
回復には、ギャンブル依存症は病気であると認識する事、また家族は借金の肩代わりを絶対にしない事が大切だと強調されました。また、適切なタイミングで回復方法を提案されたことが良かったとも話してくれました。

私も息子が「放っておいてくれ」と言っているのに、借金さえ返せば何とかなると思い一生懸命肩代わりをしていました。当会に参加し続けることで、ギャンブル依存症の正しい知識を知ることにより、私たちが行なってきた事が、かえって息子の足を引っ張っていたのだと気づくことができました。
また家族から当事者支援部への質疑応答では、当事者が困って当事者支援部へ相談してきた時、どのように手を差し伸べ、言葉をかけるかなど、普段は聞くことがない支援部の貴重な話を聞くことができました。

私は、息子の問題を恥じて誰にも話せず自分の殻に閉じ籠っていましたが、当会に参加し共感してくれるメンバーがたくさんいることを知り、1人ではないと思えるようになり、孤独から解放されました。

依存症は正しい知識を持って対応すれば、きっと解決策はあります。10月も当事者支援部の話を聞く時間があります。1人で悩まず気楽に参加してください。お待ちしております。

次回は10月6日(日)13:30〜刈谷産業振興センターにて開催されます。当事者会も同時開催します。

愛知県在住 永田