家族会に繋がり正しい知識を学び続けましょう(宮城)

10月12日(土)全国ギャンブル依存症家族の会宮城が仙台市太白区中央市民センターで開催されました。

はじめに全国ギャンブル依存症家族の会 茨城の中島さんより、「行動を変える勇気~家族の会と出会って見えたこと~」と題した体験談を聞きました。当会に参加し、自身が元気になろうと取り組む中で、自身の家族との問題にも気づいたという話を聞き、改めて家族の学びが大切であることを痛感しました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表、田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。金銭管理することがかえって本人の病気を悪化させてしまうことを再確認しました。

そして、二つのグループに分かれ、主に初参加の方のお話を聞きました。家族は借金の肩代わりはせず、会で対応を学びづけましょうとのアドバイスがありました。

私は会に参加することで、息子の借金問題がギャンブル依存症という”病気”が原因であることに気づきました。生活費が不足しているなどの懇願や、消費者金融などからの借金、さらには家のお金を持ち出すなどをしてまで、ギャンブルをしたいという病があることを知らずに、親の対応が益々息子の病気を進行させてしまっていたことを知りました。

会ではその都度具体的な対応策をアドバイス聞き、私自身もやっと新たな一歩が踏み出せた気持ちです。

今回来られた方々も、ぜひ会に参加し続けギャンブル依存症への対応、解決のための知識を一緒学んで行きましょう。

10月26日(土)には「ギャンブル依存症セミナー&当事者・家族相談会in宮城」を仙台国際センターで開催します。家族・当事者の体験談の他に東北会病院理事長 石川達医師、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表、田中紀子氏の講演を予定しています。

また家族、当事者それぞれの相談会も設けられていますので、現在悩んでいる当事者、ご家族の方々ぜひご参加ください。

来月の家族の会は11月9日(土)仙台市七郷市民センターでの開催です。こちらもお待ちしています。​​

宮城県在住 関口