正しい認識と行動で笑顔の日々へ(和歌山)

9月29日(日)、あいあいセンター福祉交流館にて「ギャンブル依存症セミナーin和歌山」が開催されました。今回のようなセミナーは和歌山で初めての開催ということで沢山の方が参加され、大変貴重な1日となりました。

この日は、「ギャンママが解決策を求めて19年!家族会に繋がって見つけた希望」というテーマで全国ギャンブル依存症家族の会 千葉の礒﨑みち代さん、そして、「ギャンブル依存症から回復の道のり〜どん底から現在に至るまで〜」というテーマで公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会兵庫 当事者支援部の水本国雄さんが、家族、当事者の立場でそれぞれ自らの回復に向けての体験談を話して下さいました。二人とも、会の活動等に参加し続けることにより、現在の元気な笑顔に繋がっていることを熱く語ってくれました。

また、和歌山県立こころの医療センター院長森田佳寛氏、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏より講演があり、ギャンブル依存症という病気を正しく認識し、判断、行動することで、ギャンブルをやめ続け回復に繫げられること等を学びました。

私は数ヶ月前に夫の借金からギャンブル依存症を知りました。すがる気持ちで当会に一本の電話をしました。この事をきっかけに今日に至っています。また夫は当事者支援部に参加することが出来、今はそれぞれの自助グループに通いながら回復に努めています。相談出来る場所が早く見つかったことに、私はどれだけ救われたかわかりません。だからこそ、今は、会や自助グループの活動をより多くの人に、公に知ってほしいと思うようになりました。

初めの一歩は勇気がいります、私もそうでした。でも、その一歩が家族や当事者にとって笑顔の日々に向けての一歩だと思えます。

次回は10月26日(土)、あいあいセンター福祉交流館にてギャンブル依存症家族の会 和歌山が開催されます。 抱え込まないで話してみませんか。是非お気軽にご参加ください。

大阪府在住 小畠