9月23日 振替休日の月曜日、各務原市商工振興センターにて全国ギャンブル依存症家族の会 岐阜が開催されました。
岐阜は2回目の開催で、初回(8月)の2倍を上回る人数の方々が参加されました。
まず、当事者の真下さんが回復の過程の体験談を話されました。
回復し続けているメンバーである、ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の皆さんが壇上の真下さんをまっすぐ見っているように感じ、多数会場にいる姿にも「こんなに回復しているメンバーがいて、そして支えあっているのか」と、感動を覚えました。
次に家族の立場から当会の吉田さんがご自身と当事者の回復の過程と、当事者が引き起こした問題を解決していく体験談を聞きました。真下さんも、吉田さんも、同じ体験を持つメンバーに支えられ、正しい知識を得、試行錯誤を繰り返されながら今日に至っていました。そしてお二人の表情には共通して「笑顔」があり、あきらめず回復してきた「自信」を感じました。
その後、様々な依存症の診療にあたっておられる医療法人杏野会各務原病院の天野先生と川瀬様より、データに基づくお話や医療現場について話されました。
セミナーの最後は(公社)ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏のお話と相談会が行われました。一歩を踏み出して来られた方々がそれぞれのお悩みを(公社)ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏へ直接相談されました。
これまでわたしが参加した相談会では、当事者の母親や妻の方が多かったのですが、今回は当事者の父親の立場の方が複数名いらしたのが印象的でした。
当会は安心してお悩みと解決策を共有しあえる場所なので、ひとりで抱え込まず、是非足を運んでいただき、解決策を見つけていただきたいです。
岐阜県在住 千田