10月12日(土)宇部市 多世代ふれあいセンターにて、厚生労働省依存症民間団体支援事業による全国ギャンブル依存症家族の会の会 山口が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の石原さんが体験談を話されました。次に全国ギャンブル依存症家族の会福岡の浦さんが、職場の協力を得て家族をを回復施設に繋げた体験談をお話しされました。
お二方のお話には沢山の共感があり、回復の希望を貰いました。
私は昨年5月に夫の問題で当会に繋がりました。同じタイミングで夫も当事者会に繋がりましたが、昨年12月に再び借金が発覚!私たちは別々の道を歩むことを決めました。夫がギャンブルをやめ続け、回復しないと、私たち家族の幸せはない!と思っていましたが、回復のタイミングは人それぞれであることや、夫が回復しなくても子どもたちを幸せにすることは出来ることを知りました。不安になることもありますが、同じ経験をしたメンバーが明るく前を向いて歩んでいる姿を見て「私も何とかなる」と勇気をもらっています。
また、家族の会開催前に私の息子(中学校2年生)が作成したギャンブル依存症について人権作文をご紹介しました。
息子は作文に「ギャンブル依存症に対する世間の偏見をなくしたい。回復しようとしている人たちを応援する世の中にしたい。」という願いをつづっており、母として逞しく育ったことを嬉しく思います。息子が夫の病気を正しく理解できたのも家族会のサポートがあったからこそでした。
参加し続けていたら何とかなります。だからどうぞ1人で悩まず相談してください。
次回は11月9日(土) 13時30分から宇部市 多世代ふれあいセンターにて開催予定です。皆様の参加をお待ちしております。
福岡県在住 広津