10月13日(日)大阪南部では秋祭りの真っ只中、堺市立健康福祉プラザで全国ギャンブル依存症家族の会大阪(堺)が開催されました。
前半は、『改訂版 家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の読み合わせをした後、簡単な自己紹介をし、当会メンバーの山下さんの体験談を聞きました。
当事者である息子さんとの借金問題に苦しみ、約2年前に当会に初めて参加し、メンバーからの提案で、携帯代の支払いを息子さんと分け、それからは当事者の責任は本人の問題として対処していく心つもりができたそうです。
後半は、堺の家族会には初めて参加した方や、参加して間もない方々、それぞれ母・父の立場で今、困っている事に対してメンバーが丁寧に応えていきました。中々、借金問題がクリアできていない状態で、当事者を1人暮らしさせるなど、親が愛を持って当事者から手を放す事は家族だけでは難しく、自助グループや会のメンバーに支えられ、参加し続ける事で実行できるのだと思います。親は家族会に参加して、ギャンブル依存症の知識や当事者への対応を学び、当事者は同じ悩みを抱える当事者の中で、ギャンブルをやめ続け元気になっていくことを伝えました。
これからも、メンバーの中で一緒に元気になっていけることを願っています。
次回は11月10日(日)阿倍野市民学習センターで大阪市内と堺の合同開催予定です。
大阪府在住 植田