回復を信じ、今を生きる (北海道)

10月19日(土)、道民活動センター(通称「かでる2.7」)にて、全国ギャンブル依存症家族の会北海道が開催されました。

前日までの小春日和が、うってかわって、風雨の激しい日となりました。骨身に染みる寒さに、ひとあしもふたあしも早い冬の訪れを予感した方も多かったのではないでしょうか。

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部、江川大悟さんの体験談で幕が開きました。愛知県から駆けつけた家族会メンバーの進行で、当事者支援部の幅広い活動内容が紹介されました。

途中から、江川さんら当事者支援部メンバーも前に立ち、質疑応答のかたちで様々なエピソードが語られました。緊張感あふれるシーンもあり、気の弱い私はドキドキしたり、当事者である息子と重ね合わせて目頭を熱くしたりしました。

当事者支援部の方々が、いかに親身に、そして献身的に、当事者のサポートに当たっているかが十分に伝わる会となりました。かつて当事者支援部メンバーに助けられた江川さんが、今は当事者支援部メンバーの一員として、メンバーを助ける経験を語る姿に、とりわけ感動しました。私の息子も、いつかは、と思うからです。

氷たい雨が降る暗い空の下、フェロー会場へ向かいながら、私が明るく前向きでいられたのは、苦しみを分かち合えるメンバーがいたからです。

1人で悩まないでください。私たちと一緒に元気になりましょう。

次回は11月16日(土)、JR札幌駅北口のエルプラザです。

北海道在住 渡邊