行動が変われば未来は変わる!(香川)

 10/27(日) 全国ギャンブル依存症家族の会 香川がサンポートホール高松にて開催されました。

 まず初めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の鈴木さんより「ギャンブル依存症からの回復」というテーマで当事者側からの体験談発表がありました。
ギャンブルとの出会いから重度の依存症に至った経緯、そこで興じた心の苦しみや、借金・家族との問題など、どのようにして回復したのか?という貴重なお話を伺うことができました。
 私自身、数ヶ月前までギャンブルが止められない夫のことが理解できず、とても苦しんでいたのですが、勇気を出して会に足を運ぶようになり、回復している当事者のリアルなお話を聞けたことで、ギャンブル依存=「だらしない」「ダメな人間」という偏見がガラリと変わりました。夫の話ではなく“同じ立場の第三者から聞く話”というところが私にはターニングポイントだったように思います。

 その後は、全国ギャンブル依存症家族の会 埼玉の堀井さんより「家族会に繋がって気づいたこと・家族の誤った対応」というテーマで家族の立場からの発表がありました。会に参加し、同じギャンブル問題で影響された経験のあるメンバーがサポートしてくれたおかげで自分の行動が変えられたこと、それによって少しずつ状況が変わっていったことなど “家族が問題に対して一つ一つ適切な対応をとる”という重要性を再認識しました。と同時に会の必要性、メンバーの大切さなども改めて実感できたと思います。

 勝手な思い込みや不安が誤った対応を引き起こし、問題を更に悪化させていく…
私自身、問題を悪化させまいと借金の尻拭いばかりを繰り返してきました。そしてギャンブルを止められない夫のことを誰よりも恥ずかしいと思ってきました。だからこそ家族は家族の対応を学んでいく必要があるし、正しい知識を得る必要があると思います。
何年も染み付いたやり方をすぐに変えることは難しいですが、私も自分が今できる取り組みを続けていきたいと思います。

 次回は、11/24(日) 13:30〜牟礼コミュニティセンター 第一ホールにて開催します。ひとりでは心細いことも、相談できるメンバーがいれば元気になれます!ぜひご参加をお待ちしています。

香川県在住 山﨑