ひとりじゃない。家族の会で元気になろう!(栃木)

2024年10月27日(日)、宇都宮市雀宮生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会栃木が開催されました。
はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の菊地さんから「ギャンブル依存症からの回復」というテーマで体験談をお話しして頂きました。
自分の意思ではコントロールできない状態になるほどギャンブルに依存していく過程や、家族に正直になれない心境など、当事者としての苦しみが伝わってきました。また、家族の毅然とした態度がご自身の回復へつながったことや家族への感謝の気持ちが語られ、依存症からの回復を目指し徐々に元気になっていく姿にとても感動しました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル依存症問題完全マニュアル改訂版」の読み合わせをしてから、二つのグループに分かれ、初めて参加された方を中心に困りごとなどを皆で話し合いました。初めての方は最初は不安げな様子でしたが、話をしていく中で表情が和らぎ、時折笑顔も見られました。

私は夫のギャンブル問題で10年以上一人で悩んでいました。この状況をどうにかしたいという思いで当会に参加し、メンバーからの助言を受けながら、夫への対応を変えることができました。そして私が行動を変えたことで夫も回復の道へつながることができました。 いつでも困りごとを相談できる会のメンバーの存在は心強く、何より一人じゃないという安心感があります。
ご家族のギャンブル問題でお悩みの方は、是非会に参加してみてください。

次回は2024年11月30日(土)13:30〜15:30 栃木県総合文化センターにて開催予定です。


茨城県在住 佐藤