10月6日(日)刈谷市産業振興センターにて全国ギャンブル依存症家族の会愛知が開催されました。
はじめに当会 愛知の松本さんからギャンブル依存症について話がありました。キャンブル依存症はやめたくてもやめられない脳の病気であり、進行性のものであることの説明がありました。この病気へ対処するには正しい「知識」を学ばないと進行してしまうこと。
また、当会と自助グループに通うことで、同じ経験をしてきたメンバーに教えてもらい一人ではなくアドバイスを受けながら対応・介入することが重要と話されました。
私自身の過去の対応を振り返っても、当会につながる前は多くの間違った対応をしていました。当事者の息子が親に頼り、親が尻拭いしたことで逆に息子が借金を多く作るきっかけになったことや、嘘をつくなどの行動が多くなりました。
病気だという意識よりも本人の性格を責めた間違い行動によって、結果として、息子の苦悩を長引かせた原因になってしまいました。
今は本人の自主性に任せたことで、この2年間本人はなんとか自立してやっている状況になっております。
後半は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の松原さんをはじめその他にも参加していた当事者支援部メンバーが、ご自身の体験談を話されました。
当事者支援部の活動は多岐にわたり、当事者の相談電話対応やZOOMミーティング、同会代表の田中紀子氏によるZOOM相談会、当会メンバーや病院との連携など様々です。このように、当事者支援部の皆さんが当事者の立場で相談にのっていただけること、当事者の共感を呼び具体的な対応をしていただけることが力強く感じました。
次回は11月10日(日)13:30~15:30刈谷市産業振興センター401会議室で開催します。ぜひご参加ください。
愛知県在住 竹内