ひとりで悩まず、先ず行動を(兵庫)

今回は、大北播磨町議会議員、兵庫県立こころの医療センターからも参加いただき、「家族会の意見を聞き、勉強し、協力していきたい」と心強いお言葉をいただきました。県内の行政、医療、福祉関係者の方々と、もっと密に繋がりを持たなければならないと感じました。

また、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏が運営する、国内初の依存症専門のオンラインメディア「Addiction Report 」でも記事を書いていただいている、ライターの青山ゆみこさんも参加して下さいました。

初めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部 安藤さんの体験談を聞きました。メンバーと一緒に感謝の気持ちを持って行動を変えていく、それは私達家族にも同じことが言えます。ひとりではありません。ひとりで悩まず、困っていることを話す場所を見つけましょう。それがこの家族会や自助グループです。

毎回読み合わせを行っている田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から、家族の正しい対処法を学ぶことが出来ます。私も、当たり前だと思っていたことが誤った対応で、当事者のギャンブル依存症という病気をより悪化させていたことに気付くことが出来ました。家族には家族の解決策があります。ひとりでは実行出来なかったことが、メンバーのアドバイスに耳を傾け実行することで、見える景色が変わっていきます。

私は自分の常識だけで考え行動し、メンバーの意見を聞き入れることがなかなか出来ず、何も出来ないまま月日が流れていました。一歩ずつですが、会に通い行動を変えることで、良い方向へ進んでいくことが出来るようになっています。今では同じ悩みを持つ方々の力になりたいと強く思っています。ギャンブル依存症は誰にでもなり得る病気です。ひとりで抱え込まず、話してみてください。

全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫は、毎月第一日曜、神戸男女共同参画センターあすてっぷKOBEにて開催予定しています。当事者会も開催されます。是非ご参加ください。お待ちしています。

兵庫県在住 山下