11/9(土)全国ギャンブル依存症家族の会宮城が仙台市七郷市民センターで開催されました。
今回は全国ギャンブル依存症家族の会茨城 飯塚英子さんの体験談「仲間を信じて行動を変える」を聞きました。病気を理解する為には家族側もたくさんのメンバーと行動し、知識を増やしていくことの大切さを改めて考えさせられました。
わたしはギャンブル依存症の夫の借金の尻拭いを何度もしました。尻拭いすることで病気は悪化していき、闇金・失踪という状況になりました。もうどうしたらいいのかわからなくなった私は当会に相談しました。会のメンバーは、丁寧に一つ一つアドバイスをしてくれました。どうして見ず知らずの私をなぜこんなに考えて助けてくれるのか始めは不思議で、言われた通りに行動することもとても怖く、不安もありました。しかし、会のメンバーは私に寄り添い、一緒に病院に夫を連れて行ってくれ、夫は入院する事ができました。私1人では絶対にできなかったことです。 現在、夫は、東京の依存症専門病院に転院することもでき、たくさんの仲間と回復に向かっています。
私は今、子育てと活動をしながら自分の回復に向き合い、依存症について学んでいます。私もまた、メンバーの1人として、たくさんの人の力を借りながら今苦しんでいる人の手助けができたらと思っています。
次回は12月21日(土)13時半〜震災復興記念館第4会議室で全国ギャンブル依存症家族の会宮城が開催されます。
もし、ご家族や大切な方のギャンブル問題で悩んでいらしたら、ひとりで抱え込まずに当会に参加してみて下さい。ご参加お待ちしております。
宮城県在住 梅津