回復には仲間の力と家族の正しい対応が必要です(茨城水戸)

11月9日(土)、全国ギャンブル依存症家族の会茨城が水戸市民会館で開催されました。
まず始めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の佐藤さんの体験談の発表がありました。学生時代からギャンブルにのめり込み、結婚後もやめることができず、壮絶な経験を経て回復のスタートラインに立つことができたそうです。現在は苦しんでいる他の当事者のために無償の支援活動をしていらっしゃることに感謝でいっぱいです。当事者が依存症から回復し続けるためには、誰かのために動く恩送り(受けた恩を新しい方に送ること)が大事であること、そして回復することは楽しいと力強く話されていたことが印象的でした。

その後3グループに分かれ、初めて参加された方を中心にギャンブル依存症の対応についての助言や意見の交換をしました。ここでも家族の正しい対応と行動を変えることの大切さを再認識しました。私は息子に間違った対応をしていましたが、当会や自助グループに参加し同じ経験を持ったメンバーに出会い、正しい対応の仕方を学び、ギャンブル依存症は脳の病気であることを認識しました。ひとりではない、仲間がいることに勇気をもらっています。

次回は12月14(土)水戸市五軒市民センターで開催され、当事者の会も同時開催いたします。ギャンブル問題に悩み苦しんでいる方は是非当会に参加して下さい。
                                

茨城県在住 市村