11月2日(土)山形市市民活動センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会山形が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の辻さんより「ギャンブル依存症とは」、当会新潟の星野さんより「家族の会につながりみえてきたもの」と題した体験談をお聞きしました。
当事者よりギャンブルをアレルギー物質に置き換え、依存症をわかりやすく説明して頂きました。依存症から回復された姿に勇気と希望をもらいました。
また、家族の体験談ではギャンブル依存症の正しい知識と対応がいかに重要かというお話しを伺いました。理解できなかったことがわかるようになりました。
次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル依存症問題 完全対応マニュアル 改訂版」の読み合わせを行いました。
その後、初めて参加された方を中心に今困っている事をお聞きして、メンバーより対応方法の提案がありました。最初は何から話せばいいのかと、戸惑っていた方も少しホッとした表情をされていました。
私は息子のギャンブル問題が、親ではどうにもならなくなり会に参加しました。メンバーより「息子の借金の肩代わりはしない」「息子との間に境界をつくる」と具体的対応を教えて頂きました。思い惑いながらも行動に移したことで、気持ちが楽になったのを覚えています。今は何が起こっても対応できる力をつけるために、正しい知識と対応を学んでいるところです。
次回は12月14日(土)13:30~15:30 山形県生涯学習センター遊学館「学習室」にて開催です。
ご家族のギャンブル問題でお悩みの方は、ぜひご参加ください。
新潟県在住 長谷川