11月17日(日)ギャンブル依存症セミナー&相談会滋賀が大津市ふれあいプラザにて開催されました。大岡敏孝衆議院議員、海東英和滋賀県議会議員、行政、医寮、支援職の方々、他府県より多数ご参加頂き盛大なセミナーとなりました。
始めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の池澤さんより体験談を聞きました。支援部のメンバーに助けられ、今苦しんでいる当事者に恩返しする事が自分自身の回復につながり、今、仲間と過ごし生き生きと活動されている様子が伝わってきました。
次にギャンブル依存症家族の会 滋賀の八田さんより体験談を聞きました。息子さんのギャンブル問題で当会に参加し、正しい知識と対応を学び、勇気を出して家族が行動を変える事で考えや生き方の向きを変えられたと話されました。
私は息子のギャンブルの問題が発覚した時に、すぐに借金の肩代わりをし、返済する事ばかり考えていました。金銭管理やコントロールをすることがやめられず、私は自分の無力さを感じていました。そんな私にメンバーは話を聞いて共感し、寄り添い、対応策を教えてくれました。当会に参加し5ヶ月がたち、一歩を踏み出せず立ち止まっていますが、先ずは家族が当事者に対する行動を変え、元気を取り戻す事が大事だと改めて思いました。
次に豊郷病院の波床先生による、医療から見たギャンブル依存症についての講演を聞きました。依存症はどんな人でもなる可能性があり、1人では直す事が出来ず進行する病気ですが、ギャンブルをやめ続け回復する病気である事がわかりました。
最後に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表と高知東生さんとのト―クショ―では、同じ悩みを抱えた仲間と繋がる事の重要性を感じました。
来月は12月8日(日)に草津市立市民総合交流センターにて開催されます。ご家族のギャンブル問題に苦しんでいる方は、1人で悩まず是非ご参加下さい。
きっと解決策が見つかります。
滋賀県在住 宇野