家族会で正しい知識と対応を学ぼう(群馬)


11月16日(土)群馬県社会福祉総合センターに於いて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
初めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部安居院さんの「スポーツベット依存症者の転落と回復」というテーマで、当事者の体験談を聞きました。
回復された安居院さんの生き生きとした表情から自助グループの大切さを認識しました。
次に当事者支援部から一緒に参加された宇都宮さんが、支援部の活動についてお話しされました。
地方ではまだまだ自助グループが少ないので、立ち上げに向けて地方のメンバーと協力して頑張っているとの事でした。
その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子著「改訂版 家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
次に、2つのグループに分かれて初めて参加された方を中心に困り事や悩み事を聞き、当会のメンバーから適切なアドバイスを行ないました。
最初は不安そうな顔をされていた方も、終わり間際には明るい表情になり笑顔が見られていました。

我が家の場合、息子から初めてお金の無心があったのは20年位前でした。大金では無かったので、主人に相談する事なく渡していました。
数年後にまた「ギャンブルで借金がある」と父親が息子に泣きつかれて尻拭いをしてしまいました。
誰にも相談できず親がなんとかしなくては…という思いで一杯でした。
私は、二年前に当会をネットで見つけ初めて参加しました。今まで行ってきた多くの対応が、全て間違っていた事を学び当会に繋がって正しい知識を得る事が出来ました。ギャンブル依存症は、回復ができる病気であり希望が持てるようになりました。

当会には豊富な知識と沢山の経験を持っているメンバーが大勢います。
家族のギャンブル問題でお悩みの方は是非参加してみて下さい。
次回は、12月21日(土)13:30〜15:30、群馬県社会福祉総合センターにて開催されます。


埼玉在住 真下