令和6年11月3日(日)に全国ギャンブル依存症家族の会島根が、いきいきプラザ島根にて開催されました。
全国ギャンブル依存症家族の会鳥取の富士原さんより「ギャンブル依存症の家族になって」というテーマで体験談がありました。息子さんのギャンブル依存症の問題が発覚した時に病院を受診、自分で何とか治そうとしてみたがうまくいず、ようやくたどり着いた家族会で正しい対応の仕方を知り、家族会のメンバーに支えてもらい乗り越えることができたとお話されました。お話を聞いて、実行することが大切だと改めて思い、実行するには家族会のメンバーの伴走支援が力になると実感しました。もし、自分や家族に何か問題が起こっても家族会のメンバーが助けてくれると力を込めて言われた言葉に勇気をもらいました。
私もギャンブル依存症が病気だということ知らない時は、息子は変わってしまったと嘆き、息子を責めながら借金の肩代わりをし続けてきました。そして、自分にできることはもう何もないと思い、ようやく家族会に参加することができました。そこで家族には家族の、当事者には当事者の正しい解決策があることを学び、一つずつ取り組んでいます。以前は息子が私の思い描いた人生のレールを走ってくれることを望んでいましたが、今は息子には息子の人生があると思えるようになりました。そして、息子の回復を信じて家族会のメンバーと共に活動をしています。
ご家族のギャンブルの問題でお困りの方、一人で悩まず家族会に参加してください。お待ちしております。
島根県在住 石原