令和6年12月1日(日)全国ギャンブル依存症家族の会 島根がいきいきプラザ島根(松江市)にて開催されました。
はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会 鳥取の近藤さん妻からの立場での体験談を聞きました。次々に起こる家庭の問題を、メンバーに相談しながら今一番家族にとって良い方法を提案してもらい行動し、一日一日を歩んでいるというお話をされました。お話を聞きながら、メンバーの支えで「何があっても大丈夫!」という安心感、勇気と希望、そして、繋がり続けることの大切さをあらためて感じました。
その後、初めて参加された方、参加されて日の浅い方を中心に現状や困りごとをお聞きし、メンバーの経験を共有し今後の対応などを話し合いました。「参加してよかった」と、少し不安が和らいだ表情を見る事ができ、嬉しく思いました。
私も息子の借金の問題に「もう、どうしたら良いかわからない」と心身共にクタクタになっていた時に、当会が開催されるという新聞記事に出会いました。藁をもすがる思いで参加すると「息子はギャンブル依存症、家族は共依存」と言われました。共依存とは、自分に焦点があたっていない状態のことです。すぐに受け入れることはできませんでしたが、同じ問題で苦しみながらも経験から学んだ的確なアドバイスをくれるメンバーに希望を見ることができました。今は、自分の経験が誰かの役に立てばと、会に参加し続けています。
まずは、一人で悩まず、勇気を出して相談してみませんか?会にはギャンブル依存症についての正しい知識と対応方法があります。
次回は、1月5日(日)10:00~12:00(保育あり)いきいきプラザ島根(松江市)にて開催します。お待ちしています。
島根県在住 坂本