12月14日(土)、全国ギャンブル依存症家族の会茨城が水戸市五軒市民センターで開催されました。
まず始めに、全国ギャンブル依存症家族の会茨城の佐藤さんが、「回復への第一歩~仲間の力を借りて行動を変える~」というタイトルで、ご自分の体験談を発表してくれました。家族の会に参加してから1年未満の間に起きたことと家族(妻)の正直な心情に、参加者の多くが共感を得ていました。そして、「今より悪くなることはない」という思いをもち、自分の行動を変えることで、回復に向けて取り組んでいる姿に力をいただきました。
この日は28人の方の参加があり、2つのグループに分かれて、初めて参加されたご家族や、参加して間もないご家族の困っていることや不安に思っていることを聞いたり、体験を基にアドバイスをしたりしました。「こんなにも!!」と驚くほど、家族の会に参加した頃の自分と共通する部分がたくさんあり、ギャンブル依存症が病気であり、正しい対応が大切であることを再認識しました。自分のこれまでの経験を、新しく参加した方々に伝え、回復の道へ繋げることができるように、仲間とともに取り組んでいきたいと思います。
次回は、年明け1月11日(土)水戸市の水戸生涯学学習センターで開催します。当事者体験談をお話しいただきます。当事者の会も同時開催です。
ギャンブルの問題で悩んでいる方、不安な気持ちがあると思いますが、少し勇気を出して家族の会に参加してみませんか。
茨城県在住 森