仲間と共に回復の道へ繋がろう(徳島)

 令和6年12月21日(日)徳島県立総合福祉センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会徳島が開催されました。
 
 初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部加藤さんの「手放してみて気付いたこと」と題して体験談をお聞きしました。
ギャンブル依存症当事者であるご自身の体験として仲間とともに回復していくことの大切さを希望に溢れる力強い言葉で話されていたのが印象的でした。

 続いて、全国ギャンブル依存症家族の会兵庫の内山さんの「仲間に支えられ回復に向けて」と題した体験談を聞きました。
家族のギャンブルの問題で悩んでいた当時から、会に参加し続け正しい対応を学び元気になっていった話は、今現在悩んでいる方の希望になったのではないかと思います。

 後半は、初めて参加された方や参加されて間もない方を中心に、今困っていることなどの話を伺いました。

 私は息子のギャンブルの問題に困り果て、1年半前に当会に参加しました。
家族だけでは息子をどうすることもできない、助けてほしいという思いで参加したことを覚えています。
 そんな私の話を聞いていただき、ギャンブル依存症に対する正しい知識や対応を教えてもらいました。そして多くの仲間に支えられ暗闇にいる私に一筋の光が見えました。

 ギャンブル依存症とは、完治はなくとも回復ができる病気です。解決策は必ずあります。小さな勇気で開かれる未来があります。少しでも悩んでおられる方は、一人で、家族だけで抱え込まずにどうぞ会に参加してみて下さい。

 次回は1月25日(土)13時30分~15時30分 あわぎんホールにて開催予定です。

大阪府在住 井上