家族会に参加し続けよう(岡山)

 令和6年12月22日(日)ゆうあいセンターきらめきプラザにおいて、全国ギャンブル依存症家族の会岡山が開催されました。今月も初めて参加される方が来られ、家族のギャンブル問題に悩む方が多くいることを実感しました。

 私は先が見えない不安や焦りから「早く当事者を良くしたい」「この状況から抜け出したい」と考えていました。しかし、ギャンブル依存症は家族が考える以上に回復に時間がかかり、正しい対応が必要な病気であることを知りました。

当事者を変えるためには、まず自分自身の考え方や行動を変えなければなりませんが、今までしていたことを「しない」のは簡単なことではありません。また、何か問題が起こった際に一人で慌てずに正しく対応することは困難だと思います。だからこそ、継続して家族会に参加することが大切だと思います。

 会では、書籍の読み合わせなどを通して、ギャンブル依存症に対する正しい知識や対応を学んでいます。また、定期的に会のメンバーの体験談を聞いています。

 様々な体験談を聞くことで、「自分もそうだったな」「この時はこうしたらいいんだ」と共感と気づきを得ることができます。毎回グループに分かれて話し合いを行いますが、お互いに不安や悩みを理解し合えるので、いつでも安心して話すことができますし、迷った時には背中を押してくれます。

 次回は、1月5日(日)13:00〜ゆうあいセンターきらめきプラザにて開催されます。ご家族のギャンブル問題で悩んでいる方は、一度会に足を運んでみませんか?ご参加をお待ちしております。

岡山県在住 行藤