1月12日（日）中区民文化センター大会議室にて、全国ギャンブル依存症家族の会 広島が開催されました。
はじめに、家族の体験談として全国ギャンブル依存症家族の会 栃木の大橋さんより「家族の回復～仲間の中で見つけた希望の光」と題し話を聞けました。大橋さんのお話は同じ母親の立場で共感することが多くありました。まずは家族が正しい対応を学ぶ事が重要であると改めて感じました。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部、石原さんの体験を聞くことができました。依存症の治療を受けるまでの詳しい過程を初期、中期、後期とわかりやすく解説してくださいました。ご自身と家族だけではこの問題に対応することはとても難しいこと、回復プログラム（12ステップ）を行うことで生き方が変わること、さらに当事者の支援をすることで自身も回復し、その活動に喜びを感じることを教えていただきました。
体験談の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書「改訂版家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
後半は3グループに分かれて、今回初めて会に参加された方を中心に、現状や不安なお気持ち、困りごと等をお聞きし、会のメンバーが対応策や解決に導く提案をしました。
私は今回で4回目の参加になります。感じたのは圧倒的な愛です。会に参加している全員が真剣にギャンブルの問題に向き合い、苦しみ渦中の人を救いたいという思いから回復の道につながるようサポートしていました。まだ自分達だけで苦しんでいてどこに相談していいのか分からない方に、ぜひ会に参加してほしいと思います。
次回は2月9日(日)広島中区民文化センター大会議室Aにて13時30分より開催致します。
広島県在住 水野
