今、苦しんでいる方へ(兵庫)

1月5日(日) 全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫が、神戸市男女共同参画センターで開催されました。報道機関の方も取材に来られ、昨今依存症が社会的な問題であるとともに、マスコミへの関心も高まっている事を実感しました。

はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の小牧さんの体験談を聞きました。苦しかった当時のことや、当事者支援部に繋がりギャンブル依存症からの回復へ向かうことができたことを、具体的に話してくれました。

ギャンブルをやめ続け回復するまでの経緯や、当事者の思いなど、私の息子と重ね合わせて聞きました。私の息子は、まだギャンブル依存症と向き合うことができていませんが、回復の道は必ずあると勇気と希望を貰いました。

その後、初めて参加した方々を中心に、今困っていることなどを伺い、対応策等を話しました。私自身、当会や自助グループに参加する中で、借金の肩代わりが、息子の依存症を悪化させていたこと、自分は正しいと思ってやっていたことが間違いだったことを学びました。

誰にも相談できず、一人で悩み苦しい日々でしたが、会や自助グループのおかげで自分は一人ではないこと、何かあればメンバーが助けてくれることを実感しています。今、一人で悩んでいる方、ぜひ当会へ参加してください。同じ経験をしたメンバーが一緒に対応策を考えます。

次回は、2月23日(日)神戸市男女共同参画センターにて開催予定です。ご参加お待ちしております。

大阪府在住 奥野