正しい対応を学ぶことの重要さ(宮城)

1月11日(土)全国ギャンブル依存症家族の会宮城が、宮城野区中央市民センターで開催されました。今回、宮城の家族会では初めて、当事者会を同時開催いたしました。 

当事者体験談では、大変な状況を乗り越え現在は当事者会のメンバーとして活動されている方の話を聞きました。ギャンブル依存症の夫を持つ私にとってはとても心強く、希望となる体験談でした。

 家族の体験談では全国ギャンブル依存症家族の会埼玉の田中さんの話を聞きました。 実際の出来事とその際にどう対応したのかを聞くことができ、とても参考になりました。 常に正しい対応を学び、いざという時には勇気を持って行動することの大切さを改めて学びました。

 私の夫はギャンブル依存症です。 息子が0歳の時に1度目のギャンブルと借金が発覚しました。ギャンブルの動機について夫は、「子供が産まれたし、少しでも家計の足しにしたかった、家族のためにお金を増やそうと始めた」と言っていました。産まれたばかりの子供を抱え、突然問題に直面した私はパニックになり、夫をひどく怒鳴りつけたこともありました。 ですが当会に参加してから少しずつギャンブル依存症と家族側の対応を学び、 当事者を責め立てることはむしろ依存症を悪化させるだけなのだと理解できるようになりました。ギャンブル依存症が病気であることを理解し、正しい知識を学ぶことで冷静になれるのだと思います。

次回は2月8日(土)八木山市民センターで開催となります。次回も当事者会同時開催となります。

1人で悩まず、ぜひお越しください。 

宮城県在住 池田