2025年1月11日に山口県の宇部市多世代ふれあいセンターにて、全国ギャンブル依存症家族の会山口が開催されました。
この会は厚生労働省の依存症民間団体支援事業として、山口県に全国ギャンブル依存症家族の会を立ち上げることを目的に開催されています。
まず初めに、当会の佐野真由美さんより「家族の回復〜仲間に支えられて〜」と題して家族の体験談を、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の川原廣太さんより「共に回復の道へ」というテーマで体験談をお聞きました。
家族の方はギャンブル依存症が病気だということを知らず間違った対応を繰り返してきたこと、回復のためには、家族は家族、当事者は当事者と、同じ立場の仲間の力が必要だということを話していました。私も全く同じことをして病気を悪化させてしまっていたなと思いながら聞いていました。
また当事者の方もなかなかやめられないギャンブルに向き合い、仲間と共に回復の道を歩みながら、今は他の当事者の支援をされているとのことでした。
当事者を支援する事が自分の回復に繋がっていると話す姿に、家族として、とても心強さを感じました。
その後、当事者といくつかの家族グループに分かれ、初めて参加された方を中心に今、困っていることの解決策などを話し合いました。
私たちと同じように困っている人がたくさんいることに驚き、家族の会や当事者の会の重要性を改めて感じました。
来月は2月8日(土)に下関市海峡メッセ下関で開催されます。
関東や関西の仲間たちが丁寧にサポートしてくれます。
安心してお気軽にお越しください。
京都府在住 北山
