12月21日(土)群馬県社会福祉総合センターに於いて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
はじめに、家族の会東京の猪瀬さんのお話を聞きました。息子さんのギャンブルの問題を知ってからは、元の息子になって欲しい、自分がなんとかすれば良くなるとの思いで手を尽くすもうまくいかず、家族会と病院との連携で回復施設に繋がったことで、現在は息子さんもご本人も回復に向かっているとのことでした。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の河西さんより、主に支援部の活動についてお話しいただきました。 お二人のお話しの中で 「同じ依存症で苦しむ仲間を助けることが自分の回復に繫がる」 という言葉が心に響きました。
2年半前、私は息子に借金があることを息子の妻のメールで知り、その時は「まさか、何故?」と信じられない思いでした。当時はギャンブル依存症という病気の存在すら知らず、妻子がいることだし借金をゼロにすれば元の生活に戻れるだろうと肩代わりをしてしまいました。しかし、今思えばそう上手くいくはずもなくその後またも借金が発覚。息子は医療機関を受診、親は家族会と自助グループを紹介され夫と参加しました。
そこで同じ境遇の人の話を聞き、対処法を知りました。私もまた自分がどうにかしなければ、どうしたらいいのだろうと悩んでいましたがそれは間違いで、息子の問題だから親は息子を手放すことが大事なのだと知りました。そして私自身は何もできない無力なのだと思い知りました。今は遠くから離れて見守っている状態です。
今後もまた何か起こるかわかりません。しかし、今度は正しいやり方で対処できるようこれからも勉強していこうと思います。
次回は1月18日(土)午後1時30分より群馬県社会福祉総合センターにて開催されます。ご家族のギャンブルの問題でお困りの方、是非ご参加下さい。
群馬県在住 小池