12/21(土)船橋北病院にて「ギャンブル障害ファミリークラス」が開催されました。
参加されていたギャンブル依存症者を持つご家族の皆さまへ、今回は当会の妻の立場のメンバーより、「家族にも仲間が必要」というテーマで体験談をお話ししました。
体験談の後は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の代表 田中紀子さんの著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から、「自助グループ、家族会につながろう!」という内容が書かれた章を読み合わせ、その後は参加者の皆さまと会のメンバーでフリートークを行いました。
ギャンブル依存症当事者が何度も繰り返す借金に対して、家族が肩代わりをするのは間違った行動です。
家族が間違った行動を止めるには、病院と連携している当会や自助グループに参加し、正しい知識と対応を学ぶ必要があるとお伝えしました。
私は夫がギャンブル依存症です。
私も会に参加する前は、「なんとか夫を助けたい」と思い、何度か借金の肩代わりをしてしまいました。会に参加し、自分の対応が間違っていたこと、また借金の肩代わりが夫の病気を悪化させる原因になっていたことを知りました。
当事者を苦しめていたのは家族である私だったと知って、大きなショックを受けたことを覚えています。
しかし、会には頼れるメンバーが沢山在籍しており、当事者の対応で困ることがあれば一つ一つ丁寧に相談に乗ってくれ、着実に問題を解決することができます。
私も過去の経験を活かし、いま困っているご家族を一人でも多く助けたいという思いから、現在は医療機関との連携を深める活動に取り組んでおります。
東京在住 真下
