2月8日(土)茨城県水戸生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会茨城が開催されました。
始めに、ギャンブル依存症家族の会東京の佐々木信子さんの「家族が変わることが「回復」の一歩に」の体験談をお聞きしました。当事者へ間違った対応をしてきた佐々木さんが、当会で正しい知識と適切な支援を得たことでご自身が変わり、当事者と共に回復の道を歩み出すことができたというお話を聞き、大きな希望を与えて頂きました。
その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをし、グループに分かれて初めて来られた方を中心に困り事をお聞きしました。私も当会に参加するまでは、「息子の借金が無くなり改心すればまた普通の生活に戻れる」と思い込み、家族だけでどうにかしようとギャンブルの問題を抱え込み肩代わりを続けてしまいました。ところが、このような家族の間違った対応が、ギャンブル依存症当事者である息子を苦しめ、事態を更に悪化させてしまっていたことに気づかされました。
当会には、他の人には話せないようなことも共感しながら聞いてくれる、同じ経験をもつメンバーがいます。また経験豊富な仲間だからこそ、このギャンブル依存症という病気への理解と家族の適切な対応を伝えてもらうことができます。私はこれからもメンバーと共にギャンブル依存症の正しい対応を学び、新しく繋がった方々を支援することで私自身回復し続けたいと思います。
ギャンブル依存症は誰にでも起こりうる病気です。家族のギャンブル問題でお困りの方は、一人で悩まずに一歩を踏み出して下さい。次回は、3月8日(土)水戸市民会館で開催します。ご参加をお待ちしています。
茨城県在住 廣瀬
