仲間を信じて回復の道へ(千葉)

2025年2月1日(土) 千葉県社会福祉センターにて「ギャンブル依存症家族の会 千葉」が開催されました。

はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部の梅津さんが「回復への歩み」というテーマで体験談を話されました。当会に参加した家族が正しい対応を学んで実行してくれたことで、ご自身がギャンブルの問題に向き合うことができたこと、その後同じ経験をした当事者のメンバーと知り合うことで、現在は共に回復に向けて歩んでいると堂々とお話しになりました。

その後、当会メンバーの椎名さんより家族(妻)の立場からの体験談を聞きました。
ギャンブル依存症は誰もがなり得る脳の病気であること、そして家族としての正しい対応を学ぶことの大切さ、会のメンバーと共に自分の行動を変えていくことで、今では希望ある人生を送ることができていると笑顔で話す姿に感動しました。

体験談の後は当事者と家族に分かれ、初めてご参加の方を中心に現在の困りごとをお伺いし、同様の経験を乗り越えてきた会のメンバーから具体的な解決策を提案する時間が設けられました。

初めてご参加された方のお話を聞きながら、私も長年、夫のギャンブルによる借金や、お金を無心される生活に悩み、不安を抱えていたことを思い出しました。
私は昨年4月当会に参加し、ギャンブル依存症について学んでいく過程で、今までの私の対応が夫の病気を悪化させていたことに気づきとても落ち込みました。しかし、会で対処法を学び、メンバーからアドバイスを受けながら夫への対応を変えたことで、自分自身が元気になっていきました。

今回、当事者・家族それぞれの立場から回復の体験談を聞き、改めて私も会のメンバーと共に回復への道を歩んでいきたいと思いました。

次回は3月1日(土)千葉県社会福祉センターで開催予定です。
今、ご家族のギャンブルの問題で困っている方は、ぜひご参加ください。


千葉県在住 斎野