令和7年2月22日(土)徳島県教育会館で、全国ギャンブル依存症家族の会徳島が開催されました。
前半は、当事者の体験談として、公益社団法人全国ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の中島さんのお話を伺いました。
長い間苦しんだがギャンブル依存症という病気から回復することが出来、現在は色んな地域で回復のメッセージを伝えられている中島さんのお話しを聞き、依存症は回復できる病気であるということがとても伝わりました。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会大阪の佐野さんが「家族の回復〜仲間に支えられて〜」と題して体験談をお話しました。
正しい知識を学び、当会メンバーと相談しながら一つ一つ対応を変えていったというお話を聞いて、会に参加し続けることの大切さを再認識しました。
最後に、初めて参加された方の困りごとをお聞きし、経験豊富なメンバーを中心に具体的な対応を提案しました。初めは緊張されていた様子でしたが、次第に笑顔も見えて、「誰にも言えなかったから相談できて良かった」と言っていただき、会を開催することの意味を感じることが出来ました。
私も当初はギャンブル依存症の夫に対して、自分の思いつく限りのありとあらゆる方法を試しましたが、夫のギャンブルは止まりませんでした。間違った行動ばかりを取っていて、夫の病気を悪化させていました。しかし、会に参加して対応を学び、変えたことで夫は回復施設に入寮することができました。
家族や友人のギャンブルの問題で悩んでいる方は、ぜひ勇気を出して一度参加していただければと思います。
次回のギャンブル依存症家族の会徳島は、3月22日(土)13:30〜15:30、徳島県立総合福祉センター403号室にて開催します。
多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
高知県在住 野村
