2025年3月1日(土)、全国ギャンブル依存症家族の会 山形が山形市市民活動支援センターにて開催されました。
初めにギャンブル依存症当事者の方から、辛い思いをしてどのように立ち直ったかの話がありました。当事者が借金で困った状態の時に、家族が情け心で借金の肩代わりを行ってしまうと、当事者は”まだまだ勝負ができる”と間違った自信が付いてしまい、更に深みにはまっていく恐ろしさが有り、ギャンブルから立ち直るのが難しくなってしまうと感じました。
続いて、家族の体験談の発表がありました。
どん底の状態にある当事者に対しての対処方法がとても参考になりました。私も会に参加して、いろいろ困り事を相談させていただき、当事者に正しい対応をしたいと思います。
体験談の後は参加者が2グループに分かれて、初めて会に参加された方、参加されて間もない方を中心に今の困りごとや不安に思っていることを共有し、今後の対応方法と当会や自助グループの参加がいかに大事かという事を1つ1つ丁寧にアドバイスしていただきました。
私が夫の借金問題で悩んでいた時、夫に対して金銭管理をしたり、説教をしたり、行動の監視をしたりとありとあらゆる間違った行動をしていました。
これでは夫は良くなるはずもなくむしろ悪化していきました。その間違った対応が夫を苦しめ更に病状を悪化させていた事に気付く事が出来ました。
メンバーからアドバイスを受け夫に対しての対応を変えた事で私自身も変わって行く事が出来てきたと感じます。
今は自分自身の回復に向けこの病気を理解し対応を学んで成長していきたいと考えています。
今、ご家族のギャンブル問題で悩んでいる方は1人で悩まず家族の会に連絡して下さい。
次回は2025年4月5日(土)、山形市市民活動支援センターで開催予定です。
山形県在住 齋藤
