3月2日(日)あすてっぷ神戸にて、全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫&相談会が開催されました。
はじめに相談会が行われ、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表に、個別で直接相談することができました。相談者それぞれの事情に寄り添いながらの具体的で適切なアドバイスを受けることができました。
続いて、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の堀田翔太さんの体験談を聞きました。同じ苦しみや悩みを持つメンバーに出会い、仲間の共感に支えられ、仲間を信じて行動することで元気に回復の道を歩んでいる姿に感銘を受けました。またギャンブル依存症から回復するには、家族の正しい対応が不可欠であることも再認識しました。
私は夫の問題で会に参加するようになりました。初めは不安でいっぱいでしたが、当事者も家族も、それぞれの仲間の中で自分の問題と向き合い回復していくことができる、今はそう思えます。病気への理解や家族の対応を学び、自分自身に目を向けることが少しずつできるようになっています。「ギャンブル依存症は完治しないけれども回復はできる。回復は完治を超える。」という力強い言葉に希望と勇気をもらい、これからも歩み続けようと思います。
その後、田中代表による講演が行われ、当事者や家族とのトークの中で様々な気付きがあり、「当事者を救いたい」という熱い想いに心を揺さぶられました。
ギャンブルの問題で悩んでいる方は、家族だけで悩まず当会にご参加ください。悩みを共有できるメンバーが暖かく迎えてくれます。
次回は4月6日(日)13時30分から、神戸市立婦人会館にて開催します。
兵庫県在住 下原
