同じ経験を持つ家族会を信じて(東京・東地区)

2月22日(土)全国ギャンブル依存症家族の会東京・東地区が板橋区中宿地域センターで開催されました。

はじめに、当会東京の伊藤さんと石川の関澤さんお2人から体験談を聞きました。夫のギャンブルをやめさせたい、借金をどうにかしたいと悩み、依存症のセミナーと家族会に参加し正しい行動と知識を教えてもらい、さらに自助グループへ参加して不安がこみ上げるたびに伊藤さんに話を聞いてもらい、心の落ち着きと元気を取り戻せたことを笑顔で話される姿に希望をもらいました。

次に当事者の体験談を聞きました。ギャンブルをやめようと思っても一人でやめ続ける事は出来ない、正直に話せる同じ経験をした人たちの中にいることが大事と話されていました。当事者も家族も同じであると改めて思いました。

その後、初めて参加された方を中心に今の困りごとをお話していただき、私も自分の経験をお伝えして安心される姿に1年前の自分を思い出しました。

私は1年前に息子がギャンブル依存症専門病院へ入院し、当会に参加をするようになりました。はじめは不安しかありませんでしたが、入院中は病院と当事者支援部そして家族会が密に連携を取りながら、息子の状況に合わせた支援をその都度考えてくれて不安な気持ちが軽くなっていきました。そのお陰で年明けから息子は、病院を退院して一人暮らしをする準備をしています。これからが息子の自立のスタートです。これまでの手厚いサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れずに、今度は今困っている人を私の経験を伝え助けていきたいです。息子が一人暮らしを始めることに不安もありますが、たくさんの経験があるこの家族会の中にいれば大丈夫、私も前に進んでいこうと思います。

家族だけで悩まずに当会に参加して、一緒に正しい対応の仕方を学びましょう。

解決策はあります。皆さんのご参加をお待ちしております。

                                東京都在住 飯塚