回復への一歩を踏み出そう(岐阜)

2月23日(日)に岐阜市ハートフルスクエアGにて全国ギャンブル依存症家族の会岐阜が開催されました。

はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部松本さんの「回復への道」と題した体験談を聞きました。
借金をどうすることもできなくなり、親族の勧めで自助グループに参加しました。参加し続ければ回復できる、今は当事者支援部で活動を頑張っている、と明るくお話しされ、参加し続けることが回復の道だと納得できました。

その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏の「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」を読み合わせし、自分達の生活を守るための対応を学びました。

読み合わせの後、小グループに分かれ、困っていることや現状を話し合いました。各グループとも終了時間ギリギリまで、お互いの対応や経験を伝え合うことができました。

私は長男がギャンブル依存症です。
当会に参加し始めた当初は、ギャンブル依存症が病気だと受け入れられず何とかしようと落ち込んでいましたが、経験豊富なメンバーから「まずは通ってみて」と自助グループの誘いを受けました。メンバーに話を聞いてもらい、対応の助言をしてもらったことで、息子のことで頭がいっぱいの状態から抜け出す一歩を踏み出すことができました。
息子は未だ否認し回復につながることはできていませんが、私自身が仲間とつながり家族会・自助グループに通い回復し続けること、自分の人生を楽しむことができるようになりたいと思いました。

次回は3月30日(日)13時30分より、同じ会場のハートフルスクエアGで開催されます。

岐阜県在住 西山