3月8日(土)水戸市民会館にて、全国ギャンブル依存症家族の会茨城が開催されました。
まず公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の秋山朋也さんより、依存症と向き合う〜家族と仲間が支える回復の道〜と題して体験談をお話ししていただきました。
依存症から回復したいと願い仲間と繋がりつつも、再発を繰り返してしまい、誰にも言えなくなった苦しさを正直に話してくださいました。止めようとしてもやめられない依存症の苦しさは想像を絶するものがあり、ギャンブル依存症は脳の病気だということを、改めて認識させられました。当事者支援部があり、そこに参加し家族会で体験談をするほどに回復し、自身と向き合う姿に感銘を受けました。
その後は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
それから、2つのグループに分かれて、初めての方を中心に、現在の困りごとに対してメンバーが一緒に解決方法を考え具体的なアドバイスや対応の仕方などを話し合いました。
私は息子がギャンブルで借金を作っていたことを知った時、依存症が病気であるとは思いもしませんでした。お金を借りることが問題だと思い、借金の尻拭いをしたり、言い聞かせたりして間違った対応をしてきました。
当会に参加し、家族や当事者の体験談を聞くことにより、当事者の問題と家族を切り離して考えることができるようになりました。家族の当事者を助けたいという思いは正しい対応の仕方を学ばなければ逆に悪化させてしまいます。当会メンバーと繋がり、正しい対応の仕方を学びましょう。
次回は4月12日(土)水戸市民会館で13時30分より開催されます。是非ご参加ください。
栃木県在住 杉本
