令和7年3月15日(土) 全国ギャンブル依存症家族の会群馬が群馬県社会福祉総合センターで開催されました。
始めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部のメンバーより体験談を聞きました。「何度失敗しても家族の正しい対応や仲間の存在や暖かい言葉があったから今の自分がある」とおっしゃっていた言葉がすごく心に響きました。
続いて当事者支援部の方2人で、掛け合いのトークをしてくださいました。ご自身が入院されている病院での1日の過ごし方やなぜ入院が必要だったか等をお話ししてくださり、とてもわかりやすくて参考になりました。
その後、3グループに分かれて、新しく参加された方を中心にそれぞれの悩みや困り事を伺い、メンバーの経験談を交えながら具体的なアドバイスを伝えました。みなさん最初は不安でいっぱいだった表情でしたが、帰る時には少し不安も取れたご様子で、それぞれの家族がこれからやるべき事をお土産に持って帰れたと思います。
私は、息子がギャンブル依存症で母親の立場です。当会に参加して7ヶ月になります。始めの頃は、新しく参加された方と同じように、不安を感じていました。息子のギャンブルでの借金問題で頭がいっぱいになり泣いてばかり、病気への理解も難しい状態でした。
しかし会に参加し続けることで、病気の理解や当事者への対応を学び、安心してなんでも相談できる私の居場所を得ることができました。そして元気になれました。
ギャンブル依存症の問題で苦しんでいる方、1人で悩まず是非、気軽にご参加ください。
次回は令和7年4月19日(土)群馬県社会福祉総合センターで開催いたします。お待ちしています。
群馬県在住 八木
