2025年4月27日(日)宇都宮市雀宮生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会 栃木が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方より体験談をお話しいただきました。自分の意思や根性ではやめられなかったということをお聞きし、改めてギャンブル依存症という病気の怖さを感じました。
次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子著書「改訂版 家族のためのギャンブル完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。その後、初めて参加の方の困り事、心配事をお聞きし、具体的な対応策を皆で話し合いました。
私は息子がギャンブルをやめるためと思い、行動やお金の管理をし、借金を肩代わりし続けてきました。自分の育て方を責めたり、この借金がいつまで続くのか、他にもまだ借金があるのではないか、家に取り立てがくるのではないかと不安な気持ちで毎日を過ごしていました。家族の会に参加し、ギャンブル依存症は脳の病気であること、自分のやってきた対応は病気を悪化させていたことを知り、正しい知識や対応がとても重要だということがわかりました。また今まで誰にも言えなかった事を安心して話すことができて気持ちが軽くなりました。
家族の会には当事者の回復のために一緒に考え、一人一人の状況に合わせてサポートしてくれる心強いメンバーが沢山います。ギャンブルの問題で悩み、不安な日々を送っている方は、ひとりで悩まず是非当会にご相談ください。
お待ちしています。
新潟県在住 中野
