4月19日(土)群馬県社会福祉総合センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部の山下さんから体験談をお話しして頂きました。最初は軽い気持ちで少額から始めたギャンブル、いつしか借金を返すために、止めたくても止められない状態になってしまっていた。その時に、妻が家族の会に参加するようになって適切な対応をしてくれたお陰で「自分ではどうにもならない、降参するしかない」事がわかり支援に繋がる事ができた。今となっては感謝しているとお話しされていました。
続いて、全国ギャンブル依存症家族の会東京の河野さんの妻の立場からの体験談を聞きました。。結婚後、夫のギャンブルでの借金の事を知り、肩代わりを繰り返し悩んで自助グループに参加して、メンバーの知識と経験でのサポートによってスピード感のある問題解決に繋がったことに感銘を受けておられました。私も共感しました。
その後、初めて参加された方や参加されて間もない方を中心にお話を伺いました。当会メンバーより経験を元にアドバイス等話し合いました。
私の息子もギャンブル依存症です。借金問題に悩み、肩代わりも散々してしまいどうにもならなくなり会に参加するようになりました。苦しくて泣いてばかりの毎日でしたが、同じ悩みを持つ仲間が寄り添って話しを聞いてくれたり、手助けを頂いて笑うことができるようになりました。借金問題より病気の回復が大事なことも学びました。ご家族のギャンブル問題でお悩みの方は是非勇気を出して会に参加してみてください。
当事者の方も支援部の方に相談する一歩が踏み出す事ができる絶好な場だと思っております。
毎年5月14日~20日はギャンブル等依存症問題啓発週間です。
次回は5月17日(土)13:00~15:30ぐんま男女共同参画センター大研修室にて、特別セミナー&当事者会を開催します。
群馬県在住 岡村
