4月19日(土)
全国ギャンブル依存症家族の会山梨が、やまなし地域づくり交流センターにて開催されました。
初めに全国ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の秋山さんの体験談を聞きました。
当事者会や自助グループで正直に話せる場所やメンバーを見つけたことで回復の道を歩み、今度は苦しんでいる人を助ける側になって、恩送りをしていきたいと優しい言葉で締められていたのが印象的でした。
続いて全国ギャンブル依存症家族の会東京の塩飽さんより、妻の立場からの体験談を聞きました。自分自身にも問題があることに気づき、まず自分が変わろうと行動を変えたこと、これからも活動を続けていきたいことをお話しされました。
私自身、息子のギャンブル問題は高校時代からあり、その後も10年間、大学進学、就職、引っ越し、独立と環境が変わったら、いつか止まるだろうと期待しましたが、身内だけでギャンブルをやめさせることは無理でした。
1年半前に家族会に初めて参加した時は、誰にも相談できなかった息子のギャンブル問題を話すことが出来て救われた思いでした。今回も初めて参加された方が当会のメンバー達と聞き取りやお話しをしていく中で、辛そうな表情から段々と笑顔がこぼれていくのをみると、気持ちが軽くなるこの場所があってよかったと嬉しくなります。これからも当会メンバーとして携わり、一人でも多くの方の笑顔が見たいと思っています。それが私自身の回復の道になると信じています。
ギャンブル問題でお悩みの方、相談しようか、会場に行こうかと迷っていらしたら、ぜひご参加ください。
次回は2025年5月11日(日)13時30分~15時30分、韮崎市民交流センターニコリでギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー&当事者会が開催されます。医師の講演もあり、ギャンブル依存症についての知識を深められます。ご参加お待ちしております。
神奈川県在住 坂口
