4月26日(土)、亀戸文化センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会東京・東地区が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の鈴木さんの体験談を聞きました。肩代わりは当事者にとっても家族にとっても状況を悪化させてしまうだけなので、肩代わりはせずに問題を当事者に返すことの大切さを学びました。
次に、当会メンバーの篠田さんより妻の立場の体験談を聞きました。夫のギャンブルの問題で当会に参加して、家族会のサポートを受けることで、今は2人のお子さんと共に元気に過ごしていることを笑顔で話されている姿に希望が持てました。
私は、下の子の育休中に2度目の夫の借金を知り、これ以上肩代わりはできない為、これからどう対応したらいいのか、4人家族になったばかりなのに離婚するしか道はないのかと誰にも相談できずに一人で悩んでいました。でも病院を経て当会を紹介してもらい、メンバーのアドバイスのもと、行動をひとつひとつ変えていくことで、現在も家族4人で安心安全な生活ができています。夫も当事者の支援を受け、病気の回復に取り組んでいます。
家族なのだからと当事者の問題を家族が一緒に解決しようとしても問題を先延ばしにし、状況を悪化させるだけです。そのうち家族は心身ともに疲れていきます。
まずは笑顔と元気を取り戻すために同じ経験をしたたくさんのメンバーがいる当会で正しい知識を勉強してほしいです。
一人ひとりに合った解決策を一緒に考えていきます。
千葉県在住 松村
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