令和7年4月26日(土)和歌山県民交流プラザ 和歌山ビッグ愛にて、全国ギャンブル依存症家族の会 和歌山が開催されました。
最初に全国ギャンブル依存症家族の会 京都の杉森さんから、「家族会に支えられた私の回復」と題して、母の立場からの体験談の発表がありました。子どもの成長や発達に関する部分でケアをしすぎたことで、精神的に成長する場を奪っていたと気付き、当会メンバーに励まされながら対応を変えていくことで当事者との関係性が変わっていくことを学んだ、と貴重な体験を共有してくれました。
その後2つのグループに分かれて、初めて参加された方の困りごとや不安に思っていることを聞いたり、会のメンバーの体験を話しました。
私は息子のギャンブル問題で、会に参加するようになって5年になります。息子とは4年半連絡をとっていませんでした。このまま何とか生活していけるのではと思っていた矢先、突然警察に保護されたとの連絡がありました。あぁ、ついに来たのかと怖い気持ちと、このピンチをチャンスに変えるんだという気持ちで当会に助けを求めました。
深夜にも関わらずたくさんの方が息子のために動いてくれ、ギャンブル依存症の回復施設に入寮することができました。この恩を私は決して忘れません。これからは、同じ苦しみを持つ人たちの為に行動していくことが私たち家族に出来ることではないかと思います。
ひとりで悩まず、勇気を出して一歩踏み出してください。当会に参加することで、メンバーの経験を聞くことができたり、問題の解決策を得る事ができます。 一緒に正しい知識や対応を学び元気になりましょう。
次回は5月24日(土)ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナーを開催します。是非ご参加下さい。
大阪府在住 西久保
