青森県民依存症フォーラム(青森)

毎年5月14日から20日はギャンブル等依存症問題啓発週間です。

これに合わせて特別セミナーが、5月10日(土)に青森市の観光物産館アスパムで開催されました。

このセミナーは、青森県民依存症フォーラムとして、青森県健康医療福祉部障がい福祉課と全国ギャンブル依存症家族の会青森が協力して開催され、県議会議員の方々、県内各関係機関の援助職の皆様、当事者やご家族、一般の方まで幅広くご参加いただき、参加者89名と盛会でした。

講師は、医師の立場から、青森県ギャンブル等依存症専門医療機関である「藤代健生病院」名誉院長 坂本隆先生からギャンブル依存症は病気だから回復できると心強いお話しがありました。

次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会「当事者支援部」宇都宮さんが当事者として体験談を発表してくださいました。

そして全国ギャンブル依存症家族の会東京より、宇都宮さんの妻(青森県出身)が家族としての体験談を発表してくださいました。

わたしが息子のギャンブルの問題で悩んでいるとき、このまま息子と私たち家族はどうなってしまうのかと、未来が不安で苦しかったのですが、今は当事者支援部の体験談や家族の体験談を聞くと、依存症から回復し元気になれるんだと希望を持つことができます。

これからも全国ギャンブル依存症家族の会青森は、県内各関係機関と協力しながら、ギャンブルの問題で苦しんでいる家族に、解決策があることを伝え続けていきたいと思います。

青森県在住 大谷